
ダンスにおいて、リズムに合わせた動きや表現が求められますが、その中で「アップ」と「ダウン」という言葉をよく耳にします。
一体、これらはどのような動きなのでしょうか?
この記事では、ダンス初心者でもわかりやすく、リズム取りの一種の「アップ」と「ダウン」について動画付きで解説します。
リズム感がないと思っている方は、アップとダウンをマスターすることでリズム感や動きに躍動感がつき、魅力的なダンスが踊れるようになります。
一緒にアップとダウンをマスターしていきましょう!
目次
ダウンとは
ダウンとは、ダンスのリズム取りの一種で「体を下げる」動作のことをいいます。
オンカウントに合わせて膝を曲げて体を沈めるようにしてリズムをとる方法です
具体的には、「膝を曲げる」「体を下げてリズムをとる」動きがダウンにとなります。
ダウンの特徴として、「動きが重くみえる・ずっしりしている」という特徴があります。
ダウンの身体の動かし方
①肩幅に足を開く

②膝を曲げながら背中を丸める

ダウンのポイントやコツ
膝を曲げるときに膝が前に出ないように、後ろに椅子があって空気椅子に座るようなイメージで行う(写真参考)
胸や腕などの上半身を柔らかく使えるようにする
ダウンが出来ない原因
ダウンが出来ない理由の一つとして考えられるのが、リズムを一定に取れないという原因があります。
これを解消するためには、様々な音楽でも自分でしっかりとリズムを取れるように色々な音楽で練習をします。
ダウンの練習方法
ダウンの練習方法はいくつかの方法があります。
基本のダウンの動き・リズムを取れるようになったら、応用でもできるように以下の方法で練習してみてください。
①カウントでダウンを行ってみる
②その場で音に合わせてリズムをとる
③腕を付ける
④サイドステップ
※サイドステップでダウンを行う際は、足をつくタイミングで膝を曲げるようにします。
⑤歩きながらダウンをつけてみる
このように様々な動きをあわせて行えるようになると、実際にダンスを踊らなければいけない時に動きとして使えるようになります。
色々な動きを応用していきながら、実際の振付の際に使えるようにしていきましょう!
動画でもダウンを練習できるので、こちらの動画を見ながらダウンの練習をしてみてください。
アップとは
アップとは、ダンスのリズム取りの一種で「体を上げる」動作のことをいいます。
具体的には、「膝を伸ばす」「体を上に引き上げてリズムをとる」動きがアップにとなります。
アップの特徴として、「気分が上がってみえる」(楽しそうに見える)動きが軽やかという特徴があります。
また、アップはダウンとは反対の動きになってくるので、カウントとカウントの間は膝を軽く曲げた状態から始まります。
アップの身体の動かし方
①肩幅に足を開いて膝を曲げる

②膝を伸ばしながら胸を張る

横から見るとこんな感じ
アップのポイントやコツ
- 体のポジションが軽く膝を曲げた状態から始まる
- アップの準備の姿勢のタイミングがずれないようにする
- 膝を曲げるという体制をしっかりとできるようにする
- しっかりとリズムをキープできるように
- アップは胸を突き出すようにする
アップが出来ない原因
アップが出来ない原因として
・足の筋力が弱い
・左右で足の筋力に差がある
ということがあげられます。
足の筋肉をバランスよくつけることで、解消されるので筋肉が弱い方はスクワットなどを行い筋肉をつけるようにしてみてください。
アップの練習方法
①カウントでダウンを行ってみる
②その場で音に合わせてリズムをとる
③腕を付ける
④サイドステップ
サイドステップでダウンを行う際は、足をつくタイミングで膝を伸ばすようにします。
⑤歩きながらアップをつけてみる
動画でもアップを練習できるので、こちらの動画を見ながらアップの練習をしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダンスの基本、「ダウン」と「アップ」はダンスが上手になるのには欠かせないリズム取りとなってきます。
沢山練習をして柔らかく滑らかにできるようになると、実際の振付でも応用ができるようになります。
最初は難しいかもしれませんが、何度も練習をしていけば自然とできるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてください!
独学でダンスを学ぶのではなく、正しく、早くダンスを踊れるようになりたいという方にはダンススクールに通ってダンスを習うことがオススメです。
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