ダンスの基本といわれている「アイソレーション」。一体、これらはどのような動きなのでしょうか?
この記事では、ダンス初心者でもわかりやすいアイソレーションの動きについて動画付きで解説します。
アイソレーションは、ダンスを踊るうえで、とても重要な技術と言っても過言ではありません。
アイソレーションができるようになれば、迫力のあるダンスを踊れるようになり、身体の使い方がうまくなるので、ダンスが上達します!
一緒にアイソレーションをマスターしていきましょう!
アイソレーションとは
アイソレーションとは、日本語で「独立、分離」という意味です。ダンスでは、「首、胸、肩、腰」などの一部分だけをバラバラに動かす」という意味で、アイソレーションという言葉が使われます。ダンサーの中では、「アイソレ」と呼ばれています。
アイソレーションは、K-POP、J-POPなど、振り付けのあるダンスでよく使われるダンステクニックで、ダンスをする上で欠かせない技術となります。
身体の動かし方
アイソレーションの身体の動かし方は、前、後ろ、左、右と4方向に動かし、繋げて回す動きが特徴的です。
主に「首、胸、肩、腰」の部位を動かしますが、各部位ごとに身体の動かし方をそれぞれご紹介します。
「首」の動かし方について
前
前方向は、首を斜め下に動かす
その際、肩と胸は動かさず、首だけを前に動かす(ニワトリのような動きをイメージするとわかりやすいかもしれません)
後ろ
顔を真正面にしたまま、頭を後ろに動かす
左右
顔を真正面に向けて、頭のてっぺんとアゴが1本の串が繋がったイメージで、顔を動かさずに首だけを左右に動かす
首の下に手を置き、親指に左右を近づけると動かしやすくなる
前→右→後ろ→左
①②③をひとつずつ練習した後、前→右→後ろ→左と繋げて動かす(半時計回りの練習も忘れずに!)
「胸・肩」の動かし方について
前
胸を前に動かすとは、息を吸った時に胸が自然と上がると思いますが、その辺りを上に上げるイメージ
後ろ
猫背をイメージして、肩甲骨あたりをグーっと広げると胸が後ろに動く
肩左右
肩の左右は、シーソーのように動くイメージ
下げる時は、肩が前や後ろに傾かないようにまっすぐ下にしっかり下げる
胸の前→肩右→後ろ→肩左
①②③を順番に繋げていく
頭の上から団子の串が刺さったイメージでしっかり軸を意識することが大切
「胸」の動かし方について
前
足を肩幅よりも少し広めに開き、腰を落とし、胸よりもしたの「みぞおち」を動かすイメージ
後ろ
腰を少し落とし固定
大きな卵を抱え、背中を丸めるイメージ
左右
腰から下は基本的には動かさないようにし、シンプルに左右に動かす
肘を突き出すときはまっすぐ横に突き出すと動かしやすい
「腰」の動かし方について
前後
膝を柔らかくし、しっかり腰を下ろす
前に腰を押し出し、お尻を上げて締めて後ろに動かす
左右
左右に動かす際、骨盤をしっかり上げることを意識する
アイソレーションのポイントとコツ
動かす部位と動かさない部位を身体で覚えることがポイントです。前後左右の動きをひとつに繋げる時は、身体の中に軸がある意識をすることで、キレイなアイソレーションができます。
出来ない原因
動かす場所(部位)と固定する身体の位置、どちらかが出来ていないかもしれません。
日常生活では、アイソレーションのような動きをしないため、最初は出来ないのが当たり前です。
ダンスの技術の中でも難しい動きですが、各部位の前後左右の動きをひとつひとつを丁寧に確認することが大切です。
動かす場所と動かさない場所を意識し、練習を重ねていくことで可動域が広がり、徐々に上達していきます。
練習方法
基本の前後左右の動きができるようになったら、それぞれの動きを繋げていきます。練習方法のポイントは、以下の通りです。
ポイント1
前後左右ひとつずつの動きを丁寧に身体に覚えさせる
ポイント2
動かす部位、動かさない部位をしっかり確認する
ポイント3
カウントダウンがとれるテンポのいい音楽に合わせる
ひとつひとつの動きができるようになったら、こちらの動画をみて、テンポの良い音楽に合わせて動いてみましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日常ではなかなかしない動きなので、とても難しく感じるかもしれません。
しかし練習を重ねていくと動き方のコツが掴めて、段々とアイソレーションができるようになります。
最初は思うように動かず、もどかしい気持ちになるかもしれませんが、徐々に可動域が広がっていくので、諦めず練習していってくださいね。
正しく、早くダンスを学ぶには独学ではなく、ダンススクールに通うことをオススメします。
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